測定ノイズは業界最高レベルの±50fA以下
概要
冷媒移送式冷凍機を用いたベーシックな仕様の極低温プローバーです。
比較的高速に6K以下の極低温環境を作り出すことが可能です。更に信号系は弊社ならではの工夫を随所に施し、測定ノイズは業界最高レベルの±50fA以下を実現、1pAクラスの非常に微小な測定信号も余裕をもって検出可能です。
仕様
項目 | GRAIL 10-Helips-X |
機器構成 | 極低温プローバー本体×1式 |
プローバー本体概略寸法 | 915(w)×798(D)×600(H) |
重量 | プローバー本体:150kg程度 |
冷却方式 | 冷媒輸送式冷凍機(型式:LT-3B) |
測定温度範囲 | 6K以下~373K(LHe) 80K以下~373K(LN2) |
測定可能エリア | 25mm×25mm以下 |
最低温度までの冷却時間 | 60分以内 |
温度安定性 *1 | 6K~RT:±0.2K RT~373K:±0.5K |
測定ノイズ | ±50fA以下 |
プローブ数 | 0~6本 *1 |
プローブ移動量 | X軸:50mmFS Y,Z軸:25mmFS |
信号コネクター | TRIAXコネクター×(プローブ数+1) *2 |
試料ステージ移動量 | 移動機構無し |
取付可能オプション類 *2 | マグネットkit / 高温kit(200℃) / 光導入kit> 高耐圧kit / 高周波kit / ステージ移動kit |
*1):型式のXの部分が本数を表します
*2):+1はバックゲート用