10K以下~300Kの任意の温度測定
概要
機械式冷凍機を用い、安全かつ簡便に極低温の測定環境を実現する最も基本的な極低温プローバーです。
液体冷媒を一切使用せず、いつでも必要な時に温度域 10K以下~300Kの測定環境を得ることが出来ます。
信号系は長年培ったノイズ低減技術を用いフェムトオーダーの微小信号も検出可能な仕様となってします。
仕様
項目 | GRAIL 10-205-X-LV |
機器構成 | 極低温プローバー本体×1式 He圧縮機ユニット×1式 |
プローバー本体概略寸法 | 960(W)×720(D)×1300(H) (保護バンパー含まず) |
重量 | プローバー本体:500kg程度 He圧縮機ユニット:70kg |
冷却方式 | 機械式2段4k冷凍機(形式:SRDK205) |
測定温度範囲 | 10K以下~300K |
測定可能エリア | 20mm X 20mm以下 |
最低温度までの冷却時間 | 180分以内(15K迄) |
温度安定性 *1 | 10K~RT:±0.2K |
測定ノイズ | ±50fA以下 |
試料ステージ振動量 | 弊社環境測定値±2μm |
プローブ数 | 0~6本 *2 |
プローブ移動量 | ±25.0mmX軸、±12.5mm(Y/Z各軸共通) |
信号コネクター | TRIAXコネクターX(プローブ数+1) *3 |
試料ステージ移動量 | 移動機構なし |
取付可能オプション類 *4 | マグネットkit / 高温kit / TRIAXホルダーKit |
*1):Siセンサー使用時
*2):形式の"X"の部分が本数を表します。
*3):+1はバックゲート用
*4):オプション取り付けにより基本仕様は変化します。