MBR 水処理 BIO-CEL® 構造・原理

濾過~逆洗までを自動コントロールするMBR「BIO-CEL®

BIO-CEL®の基本要素は膜とエアレーションです。
膜によりスラッジが除去されます。膜表面をクロスフローするエアレーションはスラッジの堆積を抑制し、安定的かつ信頼性の高い稼働を維持します。UF膜を透過した処理水は、透過水路を経由し排出されます。
また逆洗工程においては、濾過液は膜の2次側から1次側に流れます。
一連の工程はPLCにより自動的に行われます。
BIO-CEL®のUFにより濾過された高い水質の透過液は、逆浸透(RO)プロセスの前処理としてもすぐれ、水の再利用にも適しています。

濾過工程

BIO-CEL®のラミネート式 UFメンブレンの、外側から内側に向かって濾過されます。スラッジ等の不純物は外側に残ります。
除去されたスラッジ、不純物はメンブレン外側表面を流れるクロスフローのエアレーションにより膜表面から除去され、表面への堆積は最小限に抑えられます。濾過された集水管に集められ安全に排出されます。
BIO-CEL®のメンブレンのなめらかな表層は、微細なエアレーションにより、省エネルギーにも寄与します。
BIO-CEL®で細菌等を濾過された高度処理された透過液は、逆浸透(RO)プロセスの前処理としても優れ、水の再利用にも適しています。

逆洗工程

エアレーションで除去できない、膜表面に残った粘着性堆積物に対して、逆洗による除去を行います。
高品質の透過液をラミネートの内側から外側に加圧し、通常の濾過液とは逆法方向に水を流します。
逆洗により、粘着性の堆積物は除去されます。
また、薬品洗浄またはメンテナンスによる洗浄の頻度を低減でき、ダウンタイムを少なくすることができます。

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